片づけを玄関から始めるのには、理由が3つあります。
- 物を外へ出す通路になる。ここが塞がっていると、大きな物を運び出せません
- 転倒の危険が減る。玄関と廊下は、家の中で足元が暗くなりやすい場所です
- 成果が目に見える。毎日通る場所なので、変化に気づきます
まず通路の幅を確保する
最初にやるのは、捨てることではなくどかすことです。
- 玄関から各部屋への通路
- トイレまでの通路
- 階段の上り口と下り口
- 非常時に外へ出る経路
大きな家具を運び出す予定があるなら、その幅が通るかも見ておきます。搬出できないと分かるのは、当日ではなく今日がいいです。
靴の分け方
| 今シーズン履いた | 残す |
|---|---|
| 用途が決まっている | 冠婚葬祭、雨の日、作業用。数を決める |
| 手入れが要る | 修理・洗浄の期限を決める |
| 1年以上履いていない | 手放す候補 |
靴は、履かないまま置くと劣化します。底が硬くなったり、剥がれたりしていないか確認します。劣化した靴は転倒の原因になります。
玄関に溜まりやすい物
- 傘(壊れたもの、本数が多すぎるもの)
- 宅配の空き箱
- 返却するつもりの物
- 置きっぱなしの買い物袋
- 古いスリッパ
- 使っていない園芸用品
これらは判断が要らない物が多く、15分で目に見える成果が出ます。
実家の玄関で気をつけること
玄関に物が積まれている場合、そこに置く理由があることがあります。
- ゴミ出しのときに忘れないため
- 手すりのかわりに掴んでいる
- 近所の人に渡す物を置いている
いきなり片づけると、生活の手順を壊すことがあります。「これは何のために置いてある?」と先に聞くだけで、揉めずに済みます。
戻る仕組みを作る
片づけた玄関は、放っておくとまた埋まります。物が置かれるのは、置く場所が決まっていないからです。
- 宅配の箱を置く場所と、出す日を決める
- 傘の本数の上限を決める
- 返却する物のかごを1つ作る
「置かない」と決めるより、「ここに置く」と決めるほうが長続きします。
このサイトの片づけの記事は、運営者が実際に自分の家でやった作業から書いています。1週間で出たのは資源ごみ45L×5袋と不燃ごみ45L×2袋で、家具と家電は1つも捨てていません。出た量と売れた額は片づけ3週間の全記録にまとめてあります。
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出典
ごみの分別・収集日・粗大ごみの申込方法は自治体ごとに異なります。処分の前に、必ずお住まいの自治体の案内をご確認ください。このサイトでは費用の相場を掲載していません。理由は免責事項に書いています。
搬出できないと、買取は成立しない
3週間の片づけの最後に、40型テレビと高圧洗浄機を出張買取で引き取ってもらいました。16,000円でした。
このとき必要だったのは値段の交渉ではなく、玄関から部屋までの通路です。40型テレビは一人で抱えて細い通路を抜けられる大きさではありません。業者も同じで、通路が塞がっていれば運び出せません。
玄関を最初に片づける理由は、見た目ではなくここにあります。玄関と通路が空いていない家は、大きい物を出す手段がありません。売ることも、粗大ごみに出すことも、引っ越すこともできません。
通路に必要な幅
- 大型家電や家具を運ぶなら、人が横向きで通れる幅では足りない。品物の幅+両手が入る分
- 角を曲がる場所がいちばん狭くなる。直線の幅ではなく、曲がり角で決まる
- 玄関の三和土に物を置いていると、扉が全開にならない。扉が全開にならないと、入らない物が出てくる
片づけの順番を決めるとき、「あとで大きい物を出すかどうか」で玄関の優先度が変わります。出す予定があるなら、玄関と通路が最初です。


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