不用品を処分する方法|品目別の出口と、回収業者を頼む前の確認

片づけは、分けた時点では終わりません。家から出て、はじめて片づいたことになります。

ところが処分の方法は1つではなく、品目によっては選べないものもあります。ここを知らずに回収業者へ電話すると、法律に触れる形で処分されることがあります。

まず品目を分ける

処分方法は、量ではなく品目で決まります。

家電4品目 エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機。粗大ごみでは出せません
パソコン メーカーの回収など、別の仕組みがあります
粗大ごみ 自治体の申込制。大きさの基準は自治体ごとに違います
家庭ごみ 可燃・不燃・資源。分別区分は自治体ごとに違います
危険物 スプレー缶、電池、蛍光管、刃物。自治体の指定方法に従います
まだ使える物 買取、譲渡、寄付という出口があります

家電4品目は「買った店」が基本

エアコン・テレビ・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象です。

小売業者には、過去に自ら販売した家電4品目と、新しく販売する製品と引き替えに求められた同種の家電4品目を引き取る義務があります。つまり、

  • 買い替えるとき:新しい製品を買う店に引き取ってもらう
  • 処分だけのとき:その製品を買った店に依頼する
  • 買った店が分からない・無くなった:自治体が案内する方法を確認する

費用は2種類かかります。メーカーの指定引取場所まで運ぶ収集運搬料金と、リサイクルのためのリサイクル料金です。収集運搬料金は小売店ごと、リサイクル料金はメーカーごとに異なります。金額は依頼先に確認してください。

7つの出口を比べる

方法 向いている物 注意点
自治体の家庭ごみ 日用品、衣類、雑貨 分別区分と収集日を守る
自治体の粗大ごみ 家具、寝具、自転車 申込から回収まで日数がかかる
自治体の処理施設へ持込み 量が多いとき 持込みの可否・予約の要否は自治体次第
販売店の引き取り 家電4品目、パソコン 引き取りの条件を事前に確認
リユースショップ 状態のよい家具・家電・趣味の物 買取と処分は別の話。持ち込み前に対象品目を確認
フリマアプリ 単価が取れる小物 撮影・梱包・発送の手間と保管期間
許可のある回収事業者 自力で運べない物 許可の有無を必ず確認

回収業者を頼むときに確認すること

ここがいちばん間違えやすい部分です。

家庭の廃棄物を回収するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可、または市区町村からの委託が必要です。環境省は、産業廃棄物処理業の許可や古物商の許可では家庭の廃棄物を回収できないと明記しています。

古物商の許可は、中古品を売買するための許可です。買い取ることと、要らない物を引き取って処分することは別だと考えてください。

環境省は、無許可の業者に回収された廃家電や粗大ごみが不法投棄された事例、環境対策をせずに解体してフロンガスや鉛などの有害物質が放出される事例、電池やプラスチックを含むために発火・延焼した事例を挙げています。高額な料金を請求された事例も報告されています。

依頼前のチェック

  • 会社名・所在地・連絡先が明記されているか
  • 市区町村の許可業者、または委託先として確認できるか
  • 見積書に作業内容と内訳が書かれているか
  • 追加料金が発生する条件が示されているか
  • 買い取る物と処分する物が分けて説明されているか
  • 回収した物をどこへ持っていくか説明できるか

「無料回収」をうたって近所を回る車や、チラシだけで所在地が分からない業者は、この確認ができません。

大量にあるときの順番

  1. 家電4品目とパソコンを分ける(出口が別のため)
  2. 危険物を分ける(電池、スプレー缶、蛍光管)
  3. 粗大ごみを申し込む(日数がかかるので先に)
  4. 売る物の期限を決める
  5. 残りを自治体の分別区分に従って出す

先に粗大ごみの予約を入れておくと、回収日が作業の締め切りになります。期限が外から決まると、片づけは進みます。

費用を知りたいときは

当サイトでは費用の相場を書きません。根拠を示せる調査が確認できないためです。

金額を知りたい場合は、複数の事業者から見積もりを取り、内訳を比べてください。「作業料に何が含まれるか」「処分をどのルートで行うか」の2点が、比較の軸になります。

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出典

ごみの分別・収集日・粗大ごみの申込方法は自治体ごとに異なります。処分の前に、必ずお住まいの自治体の案内をご確認ください。このサイトでは費用の相場を掲載していません。理由は免責事項に書いています。

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