この記事は、運営者が自宅を片づけたときの記録の続きです。片づけの結論が、引っ越しになりました。
3週間の記録で、残っているのは家電4点だけだと書きました。それを出せば終わりのはずでした。終わってみたら、部屋が余りました。
2027年2月に、いまより家賃の安いところへ引っ越します。まだ探し始めたところで、部屋も業者も決まっていません。この記事に書けるのは、なぜそうしたかと、どう探すかまでです。
片づけたら、部屋が余った
本を208冊売り、DVDを出し、資源ごみと不燃ごみを袋で出しました。家具は動かしただけで、ひとつも捨てていません。
それでも、使っていない空間がはっきり見えるようになりました。
- 物を置くためだけに使っていた場所が、空いたまま残った
- 掃除する面積は減っていない。むしろ、空いたぶんだけ掃除が増えた
- 一人で暮らすのに、この広さが要るのか、という疑問が出てきた
片づけの前は、物が多いから狭いのだと思っていました。物を減らしてみたら、そうではありませんでした。広さのほうが、自分に合っていませんでした。

「広すぎる」を、数字で確かめた
感覚だけで決めるのは危ないので、目安になる数字を探しました。
国が住生活基本計画(全国計画)で定めている居住面積水準というものがあります。2つあります。
最低居住面積水準
最低居住面積水準は、世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準である。
単身者の場合は25㎡です(住戸専用面積・壁芯)。
誘導居住面積水準
誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準であり、都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準と、都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準からなる。
単身者の数字は次のとおりです。
| 最低居住面積水準 | 25㎡ | 健康で文化的な生活に必要不可欠な広さ |
|---|---|---|
| 都市居住型誘導居住面積水準 | 40㎡ | 都市の中心とその周辺、共同住宅を想定 |
| 一般型誘導居住面積水準 | 55㎡ | 都市の郊外や一般地域、戸建てを想定 |
この3つを見て、考え方が変わりました。広ければ広いほどよい、という基準ではありません。「郊外の戸建て」と「都市部の共同住宅」で、想定されている数字が15㎡も違います。
駅に近い共同住宅で一人で暮らすなら、40㎡が目安で、25㎡でも水準は満たす。そう分かってから、部屋探しの条件が決めやすくなりました。
なお、この水準は住宅政策の目安であって、「これ以下に住んではいけない」という規制ではありません。自分の生活に当てはめるための物差しとして使っています。
探す条件は、3つだけにした
条件を増やすと決まらなくなるので、3つに絞りました。
| 1 | ワンルーム | 部屋を分けない。使わない部屋を作らないため |
|---|---|---|
| 2 | 地下鉄の駅から徒歩圏内 | 車を前提にしない。移動を天気と体調に左右されにくくする |
| 3 | いまより家賃が安いこと | これが目的。下がらないなら引っ越す意味がない |
順番も決めました。3が満たせない物件は、1と2がどれだけよくても見ません。「せっかくだから」で条件を足していくと、家賃は上がります。
ワンルームにする理由
片づけをして分かったのは、部屋が分かれていると、片方が物置になるということでした。
使わない部屋は、片づけの対象からも外れます。扉を閉めれば見えないので、そのまま何年も経ちます。実際にそうなっていました。
ワンルームなら、物を置けば必ず視界に入ります。片づけを続けるための仕組みとして選んでいます。
地下鉄の駅から徒歩圏内にする理由
これは片づけとは別の理由です。家電や家具を処分するとき、運ぶ手段がないと詰まるという経験をしました。
粗大ごみの申し込み、買取店への持ち込み、リサイクルの持ち込み。どれも「運べるか」で選択肢が変わります。本を売ったときも、持ち込みを断念して宅配にしました(持ち込みと宅配、どちらで家から出すか)。
駅に近ければ、少なくとも自分の移動は確保できます。

なぜ2月にするか
時期は先に決めました。3月を避けるためです。
国土交通省は、引越時期の分散を呼びかけています。
例年、引越事業においては、3月から4月にかけて依頼が集中している
報道発表では「3月の引越件数は通常月の約2倍」と書かれています。そして、時期をずらした利用者の声として、次のようなものが挙げられています。
3月末の土日の引越と比べて、引越代金が安くなった
3月の最終週から引越時期をずらすことで、予約が取りやすくなった
2月は、その繁忙期の直前です。家賃を下げるために引っ越すのに、引越代金が高い時期を選ぶのは筋が通りません。
ただし、安さだけで決めているわけではありません。予約が取りやすいということは、日程をこちらで選べるということです。粗大ごみの収集日と合わせる、といった調整ができます。
5か月あるので、逆算した
2026年9月のいまから、2027年2月まで約5か月あります。時間があるうちにやっておくことのほうが、あとで効きます。
| いま〜10月 | 残っている家電4点を処分する。片づけを終わらせる |
|---|---|
| 10月〜12月 | 物件を見る。条件の3つで絞る。急がない |
| 12月〜1月 | いまの部屋の解約予告。契約書で予告期間を確認する |
| 1月 | 引越業者の見積もり。粗大ごみの申し込み |
| 2月 | 引っ越す |
いちばん忘れやすいのが、解約予告だと思っています。賃貸借契約には解約を申し入れる期間が決められていて、これは契約書ごとに違います。新しい部屋が決まってから確認すると、二重に家賃を払う期間が出ることがあります。
粗大ごみも、申し込んでから収集まで日数がかかります。引っ越し直前にまとめて出そうとすると間に合いません。手順は引っ越し前の片づけと粗大ごみの出し方に書いています。

家具をどうするかは、まだ決めていない
ワンルームに移るなら、いまの家具はおそらく入りません。ここは、まだ決められていません。
- 持っていく。入るかどうかは、部屋が決まらないと分からない
- 処分する。粗大ごみか、買取か
- 引っ越し先で買い直す。運ぶ費用と買う費用を比べることになる
順番として、部屋が決まる前に家具を捨てるのは危ないと思っています。捨ててから「入ったのに」となっても戻せません。
3週間の片づけで学んだのは、判断が要らない作業を先に済ませるということでした。家具は判断が要る側なので、後ろに置きます。
いま書けること
- 片づけの結論が、引っ越しになった。物を減らしたら、広さのほうが合っていないと分かった
- 単身の目安は、最低25㎡・都市部の共同住宅なら40㎡。広いほどよいという基準ではない
- 条件は3つだけにした。家賃が下がらないなら見ない、という順番も決めた
- 2月にするのは、3月を避けるため。3月の引越件数は通常月の約2倍
- 家具は最後に決める。部屋が決まる前に捨てない
決まったら、その結果もここに書きます。うまくいかなかった場合も書きます。
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この記事について
- 運営者が実際に決めたことの記録です。引っ越しはまだ済んでいません。物件も引越業者も決まっていない段階で書いています。
- 家賃・引越費用の金額は掲載していません。地域・時期・条件によって変わり、参考になる数字にならないためです。
- 住生活基本計画(全国計画)(国土交通省)
- 引越時期の分散に向けたお願い(国土交通省)
- 引越時期の分散に御協力をお願いします!(国土交通省 報道発表)
居住面積水準は住宅政策上の目安であり、居住を制限する基準ではありません。賃貸借契約の解約予告期間は契約ごとに異なります。ごみの分別・収集日・粗大ごみの申込方法も自治体ごとに異なります。手続きの前に、契約書とお住まいの自治体の案内をご確認ください。このサイトでは費用の相場を掲載していません。理由は免責事項に書いています。


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